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通販が更に変わりつつある現状と将来

もう30年以上昔の通販と言えば、新聞折り込み広告や雑誌の裏表紙などから印刷された葉書を切り取って記入して送付したり、テレビやラジオ番組で紹介された商品を購入するために電話をかけるのが一般的でした。
しかし、インターネットの普及とともに、誰でもが特別な技術や技能、知識が無くてもホームページを作成し、そのサイト上で自由に商品を販売する通販が確率してきました。
それは、企業等の組織だけではなく、個人が趣味で作成したものまでもが売買の対象になる時代の到来でした。
しかし、インターネットの普及当初はあくまで国内での売買が主で、事実海外発送は行っていないというショップが多く見られました。
これは、商品発送の手続きを考慮した場合、個人レベルではやむを得ない部分もありました。
しかしここ数年では海外との取引をネット上で仲介する業者も現れ、発送が簡単になったことから、海外発送も受ける通販会社も増えてきました。
また、仕入れる方も中国のメーカーから直接仕入れることも簡単に可能になり、益々商品が多様になりました。
今後は中国だけではなく他のアジア諸国やヨーロッパからも商品が直接仕入れる仕組みが構築され、流通する商品のバリエーションが増えると同時に、品質も厳しく問われるようになり、さらに業者としての信用も益々厳しい目で見られることになります。
売る方も買う方も、商品も業者も見極める感覚が必要になります。

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